日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)が発効した昨年2月から12月の11カ月間で、EUへの輸出額は、関税を段階的に引き下げ、発効8年目に撤廃する自動車(乗用車)が16・9%増加していることが財務省の貿易統計で分かった。自動車については、ホンダが英工場、トルコ工場の2021年の閉鎖を表明して以降、日本からの輸出を増やすなどしている影響とみられる。牛肉は和食ブームを追い風に34・8%増となった。
日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)が発効した昨年2月から12月の11カ月間で、EUへの輸出額は、関税を段階的に引き下げ、発効8年目に撤廃する自動車(乗用車)が16・9%増加していることが財務省の貿易統計で分かった。自動車については、ホンダが英工場、トルコ工場の2021年の閉鎖を表明して以降、日本からの輸出を増やすなどしている影響とみられる。牛肉は和食ブームを追い風に34・8%増となった。