日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)が発効してから2月1日で丸1年となった。国内総生産(GDP)で世界の約3割を占める世界最大級の自由貿易圏が誕生。関税を相互に撤廃したり、引き下げたりした結果、日本の輸出では牛肉や自動車などが、輸入ではワインなどが増えた。輸入拡大は国内生産者にとって競争激化につながる一方、安価な欧州産品の流入は消費者に恩恵をもたらし自動車メーカーなどの輸出にも追い風になった。
日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)が発効してから2月1日で丸1年となった。国内総生産(GDP)で世界の約3割を占める世界最大級の自由貿易圏が誕生。関税を相互に撤廃したり、引き下げたりした結果、日本の輸出では牛肉や自動車などが、輸入ではワインなどが増えた。輸入拡大は国内生産者にとって競争激化につながる一方、安価な欧州産品の流入は消費者に恩恵をもたらし自動車メーカーなどの輸出にも追い風になった。