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日産社長、中国の生産再開は2月半ば以降「それなりの影響ある」

発行済 2020-02-13 22:34
更新済 2020-02-13 22:37
日産社長、中国の生産再開は2月半ば以降「それなりの影響ある」

[横浜 13日 ロイター] - 日産自動車 (T:7201)の内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)は13日の決算会見で、新型肺炎の影響で一時停止している中国での生産の再開時期は2月半ば以降になるとの見通しを示した。感染拡大の動きは先行きが不透明なため詳細は控えるとしたが「それなりの影響はある」との見解を示した。

内田社長は、中国での生産は「地元当局の認可や通達、サプライチェーンの状況次第」になるとした上で、花都工場・大連工場・鄭州日産の拠点は17日以降、襄陽工場・鄭州工場は20日以降の稼働再開を見込んでいると述べた。「状況は日々変化していて、従業員の安全を最優先し、当局からの通達を確認しながら再稼働に向けて準備をしている」という。

販売台数や収益への影響については「現在の状況がいつまで続くか確定していない中、現時点で申し上げるのは適切でない」としたが、2月半ば以降まで中国での生産再開ができないことを踏まえ「それなりの影響はあると認識している」と語った。

中国製部品の調達が難しくなっており、日本での生産にも影響が出始めている。子会社の日産自動車九州と日産車体の工場では生産調整を実施することを決定。日産九州は14日と17日に生産調整を行い、24日は稼働を停止する。日産車体の工場では予定していた休日出勤を取り止める。

ただ、2月中の減産分は3月以降に挽回する予定だとした。「代替部品などのプランはもっている」といい、対策を打っていることを示した。

中国市場は昨年に続き「非常に厳しい」とみており、全体需要が落ち込む中で販売台数を無理に伸ばさない構えで「販売の質や価値を提供できるようにする」と語った。

日産の1月の中国販売は前年同月比11.8%減の11万8143台だった。春節(旧正月)の大型連休が前年より早く始まったほか、新型コロナウイルスの感染拡大により経済活動が低迷したことが響いた。

(白木真紀)

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