40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米コロナ対策「2兆ドル適切」、失業者最大4600万人も=連銀総裁

発行済 2020-03-25 23:49
更新済 2020-03-26 01:45
© Reuters. 2兆ドルの新型コロナ対策は「適切な規模」=セントルイス連銀総裁

[ワシントン 25日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は25日、米議会で協議されている約2兆ドルの新型コロナウイルス経済対策について、経済的影響に対処する上で「適切な規模」との見方を示した。

また新型コロナの感染拡大で顧客と「接する機会が多い」企業が営業停止を余儀なくされていることから、米国内で最大4600万人が失業する恐れもあると警告した。

総裁は各種メディアとのインタビューで、コロナ対策法案は間もなく成立されることが見込まれるとした上で、労働者や企業に対する支援を可能な限り早く展開し、国民の健康を維持するために必要な一時休業を認め、今年第2・四半期(4─6月)の経済的影響を抑制することに今は注力すべきと指摘。「全てはウイルス次第だが、第3・四半期が事態を切り開くある種の移行期間になるだろう。検査などさまざまな要素が改善し、ある時点で新型コロナは過ぎ去ったと言えるようになる」と述べた。

その上で、事態が収束し、個人や企業がこれまで自粛していた消費や支出を再開すれば、年末もしくは来年初めにかけて「好況」が訪れる可能性もあるとした。

必需品の購入や家賃、住宅ローンなどの支払いに必要な現金が枯渇しないよう、個人や企業に速やかに手当てを支給することが重要となるほか、連邦準備理事会(FRB)は必要な対策を打ったと表明した。

総裁は22日のインタビューで、第2・四半期のGDPが通常に比べて半減し、金額にして約2兆5000億ドルが消失してもおかしくないとの見通しを示している。

失業については「顧客と接する機会が多い職業に就いている人たちがいる。保健当局はまさに顧客と接することは避ける必要があるとしている」と述べた。ただ、政策担当者が迅速に対応し所得支援策などを打ち出せば、経済が向こう数週間で受ける影響は短期的なものにとどまるとした。

*内容を追加しました。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます