[フランクフルト 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は8日、ユーロ圏経済の第2・四半期の成長率について、ECBが予想したマイナス13%ほど落ち込まなかった可能性があるとの見方を示した。
デギンドス副総裁は「最近入手したデータに基づくと、ECBが予想した13%よりマイナス幅は小さかった可能性がある」とし、「このところのデータは、わずか数週間前のわれわれの予想より比較的楽観的になっている」と述べた。
また、ECBは債務危機の再燃を回避したと述べるとともに、欧州の一段の分断化を防ぐために欧州全体としての対応が必要との考えを示した。