[28日 ロイター] - 米国際開発金融公社(DFC)は28日、米写真用品メーカー、イーストマン・コダック (N:KODK)による医薬品原材料の国内製造に向け、同社に7億6500万ドル融資すると発表した。国内の供給網を強化することにより他国への依存を減らす。
コダック株価は前日終値の2.62ドルから8.8ドル近辺に上昇した。
ナバロ米大統領補佐官はFOXビジネス・ネットワークとのインタビューで、「今回の融資は米国が外国への医薬品依存から脱却する足掛かりになる」と述べた。
コダックは今回の融資を受け、医薬品原材料を製造する新たな部門「コダック・ファーマシューティカルズ」を立ち上げる。
ナバロ補佐官は「新部門が本格化する頃には、国内で必要な後発医薬品の原薬の25%が製造されることになる」と語った。