[5日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ (N:BAC)は5日、デジタル金融プラニングサービスの提供を全米で開始した。これまでフィンテック企業が独占してきた領域に本格参入する。
同行のウェブサイトとアプリケーション上で「ライフ・プラン」を立ち上げた。顧客が住宅購入、借り入れの改善、老後に備えた貯蓄などそれぞれ目標を設定すると、蓄積された顧客データをもとにアドバイスを提供する。
こうした個別のサービスはこれまで富裕層が対象とされてきたが、最近では一般顧客へのアドバイス提供に人工知能(AI)が用いられている。
デジタル・プラニング部門の幹部、エバリン・バーナー氏は「プラニングはもはや、資産の大きさに基づくサービスではない」と述べた。
バンク・オブ・アメリカは、富裕層向けサービスで存在感を示してきたが、資産規模が小さい顧客を対象とした金融商品の開発も展開している。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201006T033316+0000