40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

英中銀、マイナス金利導入可能=ソーンダーズ委員

発行済 2020-12-05 01:49
更新済 2020-12-05 01:54

[ロンドン 4日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のソーンダーズ委員は4日、英中銀はマイナス金利政策を導入できるとの見方を示した。また、新型コロナウイルス禍や欧州連合(EU)離脱の影響からの回復に必要な場合、中銀は迅速に一段の刺激策を講じる用意を整えておく必要があると述べた。

ソーンダーズ委員は講演で「私の考えでは、中銀には一段の利下げを実施する若干の余地がある。利下げを行う場合、小刻みに実施するのが望ましい」と述べた。

中銀の政策金利は0.10%。マイナス金利政策導入の是非について現在検証を進めているが、金融政策委員9人の見解は一致していない。

ソーンダーズ委員は「個人的には、英国の政策金利の『事実上の下限(ELB)』はゼロ%を若干下回る水準とみている」とし、中銀が近く見解を表明する可能性があるとの見方を示した。

中銀は11月、政策金利を据え置いた一方、資産購入枠を8950億ポンドに1500億ポンド拡大することを決定。ソーンダーズ氏は、現行の買い入れ枠をさらに拡大させる「かなりの余地」があるとし、英中銀は景気刺激策が過度になることを心配する必要はないと述べた。

新型コロナウイルスワクチン開発の進展で経済に対するリスクが低下しているとの見方が出る中、ソーンダーズ氏は「まだ困難な時期は脱していない。失業の高止まりとインフレ低迷につながる向かい風はまだ存在している」とし、慎重な立場を示した。

英国とEUの自由貿易協定(FTA)を巡る協議を巡る先行き不透明感については、下方リスクが増大すれば、金融政策の迅速な対応が必要になるとの考えを示した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201204T164934+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます