40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米卸売物価、3月は1.0%上昇 前年比は9年半ぶりの大幅な伸び

発行済 2021-04-10 00:39
更新済 2021-04-10 00:45
© Reuters. 米卸売物価、3月は1.0%上昇 前年比は9年半ぶりの大幅な伸び

[ワシントン 9日 ロイター] - 米労働省が9日に発表した3月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比1.0%上昇、前年同月比4.2%上昇し、ともに市場予想を上回った。前年同月比の伸びは2011年9月以来の高水準。政府の大規模な景気刺激策と新型コロナウイルス感染状況の改善で経済活動の再開が進む中、物価が上昇に向けて動き始めた可能性が示唆された。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は前月比0.5%上昇、前年比3.8%上昇だった。2月は前月比0.5%上昇、前年比2.8%上昇していた。

3月はモノとサービスの双方が上昇。モノは前月比1.7%上昇と、前月の1.4%から加速し、09年12月以来の高水準となった。サービスは0.7%上昇。前月は0.1%上昇していた。

ハイフリークエンシー・エコノミクス(ニューヨーク州)のチーフ米国エコノミスト、ルベーラ・ファルーキ氏は、サービス産業の営業再開のほか、供給網の阻害による短期的な圧力を受け、物価指数は底堅く推移すると予想。ただ「労働市場に残存する大きなスラック(需給の緩み)を踏まえると、インフレが一時要因を超えて上昇し続ける公算は小さい」と述べた。

部門別ではエネルギーが5.9%上昇、食品が0.5%上昇。変動の大きい食品・エネルギー・貿易サービスを除いたコア指数は前月比0.6%上昇、前年比3.1%上昇。前年比での上昇は18年9月以来の大きさだった。

今回の卸売物価統計は、労働省のウェブサイトの不具合で発表が若干遅延した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます