新型コロナウイルスワクチンをめぐり、政府が「早期接種」に向けた動きを加速している。厚生労働省は4月30日、5~6月の市区町村ごとの具体的な配送量を都道府県に通知し、希望する高齢者へ7月末までに2回目の接種を完了するよう自治体へ要請。状況次第では高齢者以外の接種も前倒ししたい意向だ。しかし、実際に接種を行う自治体側は、会場や医療従事者の確保、接種券の配布などの対応に追われており、政府の思惑通りになるかは不透明な部分が多い。
新型コロナウイルスワクチンをめぐり、政府が「早期接種」に向けた動きを加速している。厚生労働省は4月30日、5~6月の市区町村ごとの具体的な配送量を都道府県に通知し、希望する高齢者へ7月末までに2回目の接種を完了するよう自治体へ要請。状況次第では高齢者以外の接種も前倒ししたい意向だ。しかし、実際に接種を行う自治体側は、会場や医療従事者の確保、接種券の配布などの対応に追われており、政府の思惑通りになるかは不透明な部分が多い。