[東京 20日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は20日午前の記者会見で、国軍による市民弾圧に抗議し解任されたとされるミャンマー人外交官2人の扱いについて「現下のミャンマー情勢を踏まえどのような対応が適切か、外務省、政府として検討していく」と語った。現状では「まだ検討中ということなので、(外交官の身分が失われているかなどの)現状の状況に何らかの変更を加えているものではない」との考えも述べた。
共同通信は19日、外交関係筋の情報として在日ミャンマー大使館に勤務するミャンマー人外交官2人が国軍による市民弾圧に抗議し、解任されたと伝えた。
これに関し、加藤官房長官は「駐日ミャンマー大使館より外交旅券を無効化するとの口上書が外務省に送られているものと承知している」ことを明らかにした。