[東京 1日 ロイター] - 麻生太郎財務相は1日の閣議後会見で、ロンドンで行われる主要7カ国(G7)財務相会合期間中のイエレン米財務長官との1対1の会談について「どこでやるか決まっていないが、その他の財務相みんなとやると思うので、調整している最中だと思う」と述べた。
共同通信は1日、麻生財務相とイエレン米財務長官が初めての対面での会談をロンドンで6月4日に行う方向で調整に入ったと伝えた。
G7の主要議題については公表されていないが、麻生財務相は包摂的な世界経済の回復や、経済基盤の弱い国に対する支援などが主な柱になっていく可能性があるとの見方を示した。国際課税については「かなり煮詰まっていると思うが、主要議題に上がってくれば積極的に議論に参加していかなければならない」と述べた。