[東京 16日 ロイター] - 梶山弘志経済産業相は16日の閣議後会見で、半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が日本で新たな工場建設を視野に入れていることを明らかにしたことに関連し「国内に先端半導体の製造基盤を持つことは重要」との認識を改めて示した。6月4日に公表した半導体戦略を踏まえ、半導体の安定的な供給体制の構築に取り組むとした。
ただ、TSMCの具体的な動きについては「個別企業の件にはコメントを差し控える」と述べるにとどめた。
TSMCは15日、米国と日本での新たな工場建設を視野に入れていることを明らかにした。