[パリ 23日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は23日、緩和的な金融政策を当面維持することが正当化されるとの見解を示した。フランスのラジオ局BFMビジネスに対し述べた。
また、ECBは2%のインフレ目標に向けた展望期間の中間点は12─18カ月程度とみているとした。
ECBは22日の理事会で、先行きの政策指針である「フォワードガイダンス」を変更した。景気の下支えに向け大規模な金融緩和の継続を約束する一方、インドで最初に検出された感染力の強い新型コロナ変異ウイルス「デルタ株」が回復のリスクになっていると警告した。