[27日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は27日、9月3日に発表される8月の米雇用統計で少なくとも85万人の雇用増が確認されれば、テーパリング(量的緩和の縮小)開始が可能になるとの見方を示した。
ウォラー理事はヤフー・ファイナンスのインタビューで、 あともう1回分の雇用統計が好調なら、テーパリング着手に十分な環境が整うとの認識を示し、「(雇用増が)この水準に達すれば、秋の初めにも着手する準備が整う」と述べた。
このほか、新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大で進展が大幅に減速するとは予想していないと語った。