40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米CPI伸び鈍化、インフレ上昇が一過性との見方裏付け=政府高官

発行済 2021-09-15 02:17
更新済 2021-09-15 02:18
© Reuters. 米ホワイトハウスの高官は、8月の米消費者物価指数の伸び鈍化について、インフレの高まりが一過性である可能性を示唆したとし、景気回復が総じて良好な軌道に乗っているという認識を

[ワシントン 14日 ロイター] - 米ホワイトハウスの高官は14日、8月の米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化について、インフレの高まりが一過性である可能性を示唆したとし、景気回復が総じて良好な軌道に乗っているという認識を示した。

8月のCPIは、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数の伸びが前年同月比4.0%と、7月の4.3%から鈍化し、市場予想の4.2%を下回った。前月比でも0.1%上昇と、7月の0.3%から縮小。2月以来、6カ月ぶりの低い伸びにとどまった。8月の総合CPIも前月比0.3%上昇と、7月の0.5%上昇から鈍化した。前年同月比では5.3%上昇。7月は5.4%上昇だった。

高官は、新型コロナ禍による景気後退からの現在の回復には依然としてサプライズが伴う可能性があるとしつつも、総じてポジティブな道筋にあると指摘。「先例のない回復期で、浮き沈みはあるだろう」としつつも、「全体的なトレンドは、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)からの回復に伴うインフレ上昇が一過性というわれわれの見解および米連邦準備理事会(FRB)や市場、民間セクターの予測を支えている」と述べた。

関係筋によると、8月のCPI統計に加え、自動車やパンデミック関連サービスを除くコストの伸びがここ数カ月で鈍化していることを、ホワイトハウスは「心強い」と判断している。

しかし、ホワイトハウスや米財務省は依然、持ち家価格の上昇による家賃やインフレ全体への波及効果を懸念している。

同高官は「手頃な住宅を提供し、住宅価格の圧力軽減を実現するには、住宅供給への投資が必要だ」と述べた。安価な住宅の供給に絡む取り組みは、与党民主党が調整を進めている3兆5000億ドル規模の歳出法案に盛り込まれている。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます