[ロンドン 28日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のキャサリン・マン委員は28日、金融市場や労働市場からのインフレシグナルに問題はなく、エネルギー価格の上昇ペースも鈍化の兆候がみられるとの認識を示した。
全米企業エコノミスト協会(NABE)が主催するパネルディスカッションで述べた。
これより先、英国の5年先のインフレ期待を示す指標が2013年以来の高水準に上昇していた。同委員はこれに言及し「一過性であり、問題はない」とした。
また、企業の価格戦略の変更によるインフレの長期的なスパイラルは見られないと述べた。