[ベルリン 28日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が28日に発表した10月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比4.6%上昇した。供給制約とエネルギー価格の上昇を背景に前月の4.1%から加速し、HICPの集計が始まった1997年1月以降で最大となった。
品目別では、エネルギーと食料品が最も大きく上昇。バンクハウス・ランペのアレキサンダー・クルーガー氏は、11月に5%を超える水準に加速する可能性があるとの見方を示した。
ドイツ復興金融公庫(KfW)銀行のFritzi Koehler-Geibpersist氏は、供給制約が来年も継続すれば経済成長にマイナスの影響が及ぶと指摘。冬季のエネルギー価格上昇で、インフレ率は年内に5%を超える可能性があるとしながらも、来年半ばにかけて徐々に2%を下回る水準に低下していくとの見方を示した。
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UPDATE 1-German inflation accelerates in October
10月の国内基準ドイツ消費者物価指数(CPI)速報値は前月比+0.5%(予想:+0.5%)
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