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トルコ中銀総裁、来年は積極利下げ休止を示唆 リラ急落で

発行済 2021-12-03 01:26
更新済 2021-12-03 01:28
© Reuters. トルコ中央銀行のカブジェオール総裁が2日、来年1月以降は積極的な金融緩和を休止する考えを示したことが分かった。2020年1月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[イスタンブール 2日 ロイター] - トルコ中央銀行のカブジェオール総裁が2日、来年1月以降は積極的な金融緩和を休止する考えを示したことが分かった。投資家との電話会議での発言を、会議の参加者が明らかにした。

国内投資家との月次電話会議で同総裁は、12月に追加利下げを実施する余地は限られていると述べたという。

ある参加者は「12月に小幅な利下げを行うのを最後に、2022年に向けてはしばらく様子を見るという印象を受けた」と語った。

1205GMT(日本時間午後9時05分)時点でトルコリラは横ばいの1ドル=13.42リラで推移している。11月30日には史上最安値の14.0リラに沈んでいた。

リラは11月単月で30%下落したが、中銀が1日に「不健全な」動きを鎮静化するため市場介入して以降は落ち着きを保っている。年初来の下落率は44%。

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