40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

NZ第4四半期CPI、前年比+5.9% 30年ぶり高水準

発行済 2022-01-27 08:24
更新済 2022-01-27 08:27

[ウェリントン 27日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)統計局が27日発表した2021年第4・四半期の消費者物価指数(CPI)は前年比5.9%上昇し、伸び率はアナリスト予想の5.7%を上回り、約30年ぶり高水準を記録した。これを受けてNZ中銀が来月の金融政策会合で追加引き締めを行うとの観測が一段と高まった。

第4・四半期CPIは前期比では1.4%上昇。予想は1.3%上昇、第3・四半期は2.2%上昇だった。

NZ統計局によると、住宅価格と輸送価格が物価を押し上げた。建設費と家賃は大幅に上昇し、ガソリン価格も前年比約30%上昇した。

市場は、物価上昇圧力抑制に向けて中銀が一段の引き締めを行うと見込んでおり、NZドル相場はCPI統計にさほど反応しなかった。

キャピタル・エコノミクスのアナリスト、ベン・ウディ氏は「30年ぶりの高水準となったインフレ率は中銀にとり懸念事項だ。そのため、中銀は今年前半積極的な利上げを行うと予想している」と語った。

中銀は前回2回の会合で既に利上げを行っている。住宅市場の過熱を抑えインフレ率を目標の1─3%近辺で維持するため、今年追加引き締めを行うことを示唆している。次回会合は2月23日に開かれる。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます