🟢 市場は上昇しています。当社コミュニティの12万人を超えるメンバーは、すべてそれにどう対応すべきか知っています。
お客様もお分かりですよね。
40%割引で開始

ユーロ圏CPI、1月も前年比で過去最大 コア鈍化もECBに圧力

発行済 2022-02-02 20:09
更新済 2022-02-02 22:36
© Reuters. 欧州連合(EU)統計局が2日発表した1月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は、前年比上昇率が5.1%となり、過去最大だった12月(5%)を上回った。パリのデパート

[フランクフルト 2日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が2日発表した1月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は、前年比上昇率が5.1%となり、過去最大だった12月(5%)を上回った。4.4%に鈍化すると見込まれていたが、予想外の記録更新となった。

エネルギー価格高騰が引き続き押し上げ要因だが、食品価格も急上昇。サービスと工業製品も高止まりしている。未加工食品は5%以上の上昇となった。

物価上昇率5.1%は、欧州中央銀行(ECB)が目標としている2%の2倍以上。ECBが依然として期待しているほど、物価上昇圧力が穏やかで一時的かを疑問視する見方が既にでている。

ナティクシスのユーロ圏エコノミストは、「インフレの上振れリスクをECBは認識する必要があり、12月に示した見通しは穏やかすぎる。基調物価圧力は引き続き高くECBは苦しい立場にある」と述べた。

© Reuters. 欧州連合(EU)統計局が2日発表した1月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は、前年比上昇率が5.1%となり、過去最大だった12月(5%)を上回った。パリのデパートで1月12日撮影。(2022年 ロイター/Sarah Meyssonnier)

ECBが注目する食品とエネルギーを除いたインフレ率は2.7%から2.5%に鈍化。食品とエネルギーに加え、アルコール、たばこを除いたベースも2.6%から2.3%に鈍化した。双方とも予想をかなり上回り、依然としてECBの目標を上回っている。

インフレが高水準なことを受け、市場は年末までに0.30%ポイントの利上げを織り込んだ。

ピクテ・ウェルス・マネジメントのストラテジストは、「第1・四半期の総合インフレ率はECBのスタッフ予想を1%ポイント以上上回る軌道にある。ECBは来年の3月と6月に預金ファシリティー金利を0.25%づつ引き上げて0%に戻すと予想している」との見通しを示した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます