40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

英公的部門純借り入れ、昨年度は予測上回る 財政再建方針を強調

発行済 2022-04-26 17:08
更新済 2022-04-26 17:09

[ロンドン 26日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が26日発表した2021/22会計年度(21年4月─22年3月)の公的部門純借り入れ(国有銀行を除く)は1518億ポンド(1935億9000万ドル)となり、予算責任局(OBR)が先月示した予測1278億ポンドを約20%上回った。

スナク財務相は、インフレ高進に見舞われる家計や企業を対象とする新たな支援策を打ち出すよう圧力を受けているが、新型コロナウイルス流行による借り入れ急増を受け、財政を立て直したいと表明している。

同相は今回のデータを受け、国民支援にコミットしているとしつつ、2兆ポンド(2兆5500億ドル)以上に拡大した債務残高に取り組むという自身の方針を改めて示した。

OBRは22/23年度の借り入れ計画を約140億ポンド増やし、1620億ポンド弱にするとしている。

ONSによると、3月だけで純借り入れは181億ポンド。ロイター調査によるエコノミスト予想平均192億5000万ポンドは下回った。

ONS高官は21/22年度の上振れについて、モノ・サービスや投資に対する公共支出の増加によるところが大きく、これらは今後修正される可能性が高いと説明した。歳入はほぼOBRの予測通りだったと述べた。

同年度の純借り入れは、新型コロナ流行に伴う経済支援のために平時では最大となった前年度の半分以下。それでも1947年の統計開始以来、パンデミック(世界的大流行)初年度とグローバル金融危機にあった09/10年度に次いで、過去3番目に大きな規模となった。

21/22年度の国債利払いは約700億ポンドで、前年度より80%近く増加した。

ONSによると、国有銀行を除く公的部門の純債務は計2兆3400億ポンドで、GDP(国内総生産)の96.2%に達した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます