[フランクフルト 14日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのデコス・スペイン中銀総裁は14日、ECBが6月の理事会で資産購入の7月終了を決定し、その後「非常に早期」に金利を引き上げる可能性が高いとの見方を示した。
ECBは利上げで他国の中銀に先行されているほか、資産購入プログラム(APP)を通じた資金注入も継続している。
デコス総裁は独連邦銀行(中銀)主催のイベントで「APPを7月に終了することを6月会合で決定する可能性が高い」とし、「その後、利上げについて議論を開始し、非常に早期に引き上げるだろう」と述べた。