シンバイオ製薬は、医薬品等の研究開発及び製造販売並びにこれらの付随業務を行う医薬品企業である。【事業内容】同社はがん・血液・ペインマネジメントの3治療領域に特化した新薬開発に取り組む。同社では、開発にかかる様々なリスクと費用を軽減するとともに、開発候補品の臨床試験を迅速・確実に進め、開始から承認取得までの期間を短縮するために、主として既にヒトで概念実証(POC)が確立され、前臨床試験データと臨床試験データがある化合物を対象とする。これらの化合物の探索は同社独自の探索ネットワークと評価ノウハウを活用し、社内の経験を有した専門スタッフによる第1次スクリーニングにより絞り込みを最初に行う。その後、科学的諮問委員会(SAB)において第一線で関連分野における治療の研究に携わる経験豊かな社外専門家の厳密な評価を受けた上で、同社において最終的な導入候補品を決定。開発については、基本的な開発戦略の中枢となる臨床試験のデザイン、海外の試験との連携、医学専門家との調整等は同社が主体となって行い、定型的な開発業務は、外部資源である受託臨床試験実施機関(CRO)へ業務委託し、製造についてはライセンス供給元あるいは信頼できる国内外の製薬企業へ業務委託を行う。販売については、製薬企業との提携により行う。同社はパイプラインとして抗がん剤のSyB L-0501、SyB L-1101とSyB C-1101を有する。