[17日 ロイター」 - 「ロシア版ダボス会議」と呼ばれるサンクトペテルブルク国際経済フォーラムにハッカー攻撃があり、プーチン大統領の演説が1時間40分超遅延する事態があった。
フォーラムのインターネット接続やその速度が低下したことで遅延が発生した。この演説でプーチン大統領は、米国などが植民地主義的傲慢さで「愚かな」制裁を発動しロシアを崩壊させようとしていると非難し、西側への対抗姿勢をあらわにした。
世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)に比肩することを目指して開催されたこのフォーラムでは、多くの企業が大画面ディスプレーを駆使したブースに華やかなアテンダントを配置。しかし、例年出席していた欧米の投資家や投資銀行の姿はほとんど見られなかった。