[22日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は22日、需要が自身の想定以上に速いペースで鈍化している兆候が今後数週間で入手されるデータで示されれば、7月の連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイント(bp)の利上げを、さもなければより大幅な利上げを支持すると述べた。
ハーカー総裁はヤフー・ファイナンスとのインタビューで「まだ自身の考えを決定する用意はできておらず、50bpと75bpの間にいる状況だ」とし、足元では政策金利を年末までに3%を超える水準に引き上げることが目標と語った。
さらに、失業率が急速に上昇することは予想していないものの、インフレ率は来年もおそらく5%近辺に高止まりし、2024年にようやく2%に向け低下するという見通しを示した。