[ロンドン 5日 ロイター] - 5日の外為市場で、英ポンドが対ドルで2年ぶりの安値に下落した。スナク財務相とジャビド保健相がこの日、相次いで辞任したことが一段の売り圧力となった。
1930GMT(日本時間6日午前4時30分)時点でポンド は1.25%安の1ポンド=1.195ドル。辞任のニュースが伝わるとやや下げたものの、これより先に付けた2020年3月以来の安値1.1899ドルを下回ることはなかった。
インベステックのチーフエコノミスト、フィリップ・ショー氏は「初期反応はポンド売りだろう。しかし、不安定で脆弱な状況にあるのは明らかに英国だけではない」と述べた。