[ロンドン 7日 ロイター] - 英国のルイス北アイルランド担当相が7日、辞任を表明した。ここ数カ月の政権に関わる不祥事を理由に、これまでに財務相、保健相、ウェールズ相が辞任しており、ジョンソン首相の孤立が一段と深まっている。
48時間ほどの間に50人以上が政権の役職から去ったことになり、与党・保守党内からも退陣圧力が強まっている。
ルイス氏は「現状を守るために個人の誠実さを犠牲にすることはできない」などと辞任の理由を説明した。
一方、ブレーバーマン法務長官(イングランド、ウェールズ)は6日夜にITVで、自身は現在のポストにとどまるつもりだが、保守党の党首選が行われる場合は立候補すると改めて表明。
「首相が退陣する時が来たと思う。もし党首選があるならば、出馬の用意がある」とした。