[ロンドン 22日 ロイター] - 市場調査会社GfKが22日発表した7月の英消費者信頼感指数は前月と同じマイナス41と、再び統計開始以降の48年間で最低を記録し、過去に景気後退(リセッション)の先触れとなった水準を下回った。
インフレ加速と金利上昇が背景にある。
ロイターのエコノミスト調査による予想はマイナス42だった。
GfKの顧客戦略ディレクター、ジョー・ステートン氏は、今後12カ月の家計への期待度を示す指数が2ポイント上昇したことはジョンソン首相の辞任表明を受けた楽観ムードを反映している可能性があると指摘。ただ指数全体としては経済情勢全般に対する強い懸念を映しているとした。