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[25日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は25日、金利を3.4%を超える水準まで引き上げ、その後はしばらく様子を見ることが望ましいとし、大幅な利上げを実施した後に利下げに転じる方針は支持しないとの考えを示した。
ハーカー総裁は国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開催される米ワイオミング州ジャクソンホールでCNBCのインタビューに応じ、「連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の経済・金利見通し(SEP)で示された金利予測の中間値である3.4%を超える水準まで引き上げた後は、しばらく様子を見るのが望ましい」と述べた。
ただ「経済指標で利上げを継続する必要が示されれば、継続する。インフレ制御が最優先事項となる」と語った。
9月の次回FOMCについては、3回連続で0.75%ポイントの利上げを決定することと、利上げ幅を0.50%ポイントに縮小することのどちらが適切か判断するには、一段のデータが必要と指摘。利上げ幅が0.50%ポイントに縮小されたとしても、かなりの大幅利上げになるとの考えを示した。