[シドニー 1日 ロイター] - オーストラリア統計局が1日発表した第2・四半期の企業設備投資は、季節調整済みで前期比0.3%減となり、市場予想の1.5%増に反してマイナスとなった。豪雨とコスト高で建築工事が打撃を受けた。
建設部門の投資は2.5%減少。一方、工場・機械関連投資は2.1%増加した。
建設部門の投資減はこの四半期の国内総生産(GDP)を約0.3%ポイント押し下げそうだ。GDP統計は来週発表される。
2023年6月までの1年間の設備投資計画は1464億豪ドル(996億8000万米ドル)で、従来比約12%引き上げられ、アナリスト予想と一致した。