40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米銀利益、第3四半期は3.2%増 含み損などリスクも=FDIC

発行済 2022-12-02 15:15
更新済 2022-12-02 15:18
© Reuters.  12月1日、米連邦預金保険公社(FDIC)が公表した四半期報告書によると、第3・四半期の米銀(集計対象4746行)の利益は前年比3.2%増の717億ドルだった。写真は印

[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米連邦預金保険公社(FDIC)が1日公表した四半期報告書によると、第3・四半期の米銀(集計対象4746行)の利益は前年比3.2%増の717億ドルだった。ただ、初期の延滞や有価証券の含み損が増加し、今後利益が減少する可能性も示された。

グルーエンバーグ総裁代行は会見で、物価高や金利上昇、地政学的不透明感などが銀行利益を押し下げる可能性があると述べた。

第3・四半期の貸倒引当金は146億ドルと前期比31.5%増加。資産が100億ドルを超える金融機関で特に増えた。

初期延滞率もクレジットカード、商業ローン、自動車ローンを中心に前期から3ベーシスポイント(bp)上昇の0.51%となった。

グルーエンバーグ氏は「初期延滞は将来の資産の質の問題を示している可能性がある」と指摘した。

金利上昇を背景に有価証券の含み損は46.9%増の6899億ドル。預金は前期比1.1%減少した。

グルーエンバーグ氏は「償還期間が長い資産の割合が高い上に預金もやや減少しており、銀行が流動性需要を満たすため投資の売却を迫られれば、含み損が実際の損失になるリスクがある」と警鐘を鳴らした。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます