[ジャカルタ 1日 ロイター] - インドネシア統計局が1日発表した1月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比5.28%で、5カ月ぶりの低水準だった。中央銀行の目標レンジ(2─4%)は上回った。
ロイターがまとめた市場予想は5.40%。昨年12月の5.51%から鈍化した。
1月は一部の食品のほか、航空運賃、たばこが値上がりした。
政府の統制価格と変動が激しい食品価格を除いたコアCPI上昇率は3.27%で、前月の3.36%から鈍化。市場予想は3.33%だった。
中銀は昨年8月以降、計225ベーシスポイント(bp)の利上げを実施している。