[博鰲(中国) 30日 ロイター] - 中国の李強首相は30日、海南省で開催されている博鰲(ボアオ)フォーラムに出席し、3月の国内経済は1─2月から改善したと述べた。
中国は内需を拡大し、景気回復を強固なものにするとも発言。世界情勢がどのように変化しようとも、中国は改革開放に引き続き取り組むと述べた。
首相は「3月の状況を判断すると、1─2月より良い。特に消費・投資といった主要経済指標は改善が続いており、雇用と物価も総じて安定している」と発言。
「次のステップとしては、引き続き安定の原則を堅持し、安定を維持しながら進展を目指す。景気回復の勢いを強固にし弾みをつけ、中国経済のパフォーマンス全体の継続的な向上を促す」と述べた。
混乱や対立がアジアで起きてはならず、さもなければ地域の将来は失われるとも警告。中国は世界平和と不透明な世界の発展に向けた支えを提供すると述べた。