[ニューデリー 11日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は11日、今会計年度のインド経済成長率見通しを5.9%とし、1月の予想を0.2%下方修正した。中銀予想は6.5%。
一方、金融システムの混乱で世界の成長に打撃が生じると警告した。
IMFはこの日改定した世界経済見通し(WEO)で、2023年の世界経済の実質成長率を2.8%、24年は3.0%と予想した。一段の金融引き締めで22年の3.4%から伸び率が大きく低下することになる。
IMFは、「最近の金融市場のボラティリティの高まりから、世界経済の見通しを覆う霧が濃くなった」と指摘した。