40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

高インフレ持続なら景気後退より悪い事態に=ミネアポリス連銀総裁

発行済 2023-04-12 09:46
更新済 2023-04-12 11:00
© Reuters.  4月11日、米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、FRBが重視するインフレ指標について、現在の5%から今年末までに3%台半ばに低下し、来年は2%に一段と近づくとの見

[11日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は11日、連邦準備理事会(FRB)の利上げや米銀2行の破綻を受けた融資減少がリセッション(景気後退)を引き起こす可能性があるものの、インフレの高止まりを容認すれば労働市場にとってさらに厳しい状況になるとの認識を示した。

モンタナ州立大学で行った講演で、雇用の展望に関する学生の質問に「われわれの金融政策措置や、銀行ストレスによる信用状況の引き締まりが景気低迷につながる可能性はある。景気後退につながることもあり得る」と述べた。

一方で「インフレ率を低下させる必要がある。それができなければ、就職の見通しは実に厳しくなる」と警鐘を鳴らした。

カシュカリ総裁は債券市場の動向について、インフレ率が急速に低下してFRBの利下げが可能になるという期待を反映していると指摘。だが自身はさほど楽観的ではないとし、米インフレ率はFRBが重視する指標で現在の5%から今年末までに3%台半ばに低下するものの、目標の2%を依然として大きく上回るとの見通しを示した。

FRB当局者の多くは年内にインフレ率が3─3.8%に低下すると見込み、予想中央値は3.3%となっている。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます