[バンコク 5日 ロイター] - タイ商務省が5日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年比上昇率が0.88%と前月の0.38%から加速し、市場予想の0.61%も上回った。
エネルギー価格の上昇が主因。ただ、中央銀行の1─3%の目標レンジを4カ月連続で下回った。食品価格は横ばいだった。
同省は9月のCPIインフレ率が横ばいか小幅上昇になるとの予測を示した。
コアCPIは0.79%上昇。予想は0.82%上昇、7月は0.86%上昇だった。
1─8月のCPIは前年比2.01%上昇、コアCPIは1.61%上昇した。