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景気動向一致指数、7月は6カ月ぶりマイナス 生産悪化で

発行済 2023-09-07 14:14
更新済 2023-09-07 14:36
© Reuters. 内閣府が7日公表した7月の景気動向指数は、指標となる一致指数が前月から1.1ポイント低下した。写真は東京・上野のアメ横で2022年5月撮影。(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
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Yoshifumi Takemoto

[東京 7日 ロイター] - 内閣府が7日公表した7月の景気動向指数(速報値、2020年=100)は、指標となる一致指数が前月から1.1ポイント低下の114.5と、6カ月ぶりのマイナスだった。

耐久消費財出荷指数や投資財出荷指数、鉱工業生産指数の悪化が響いた。自動車や半導体製造装置などの出荷、半導体製造装置や電子部品デバイスの生産が減少した。有効求人倍率の悪化も響いた。

© Reuters. 内閣府が7日公表した7月の景気動向指数は、指標となる一致指数が前月から1.1ポイント低下した。写真は東京・上野のアメ横で2022年5月撮影。(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

先行指数は同1.2ポイント低下の107.6となり2カ月連続のマイナスだった。最終需要財在庫率指数の悪化や、新設住宅着工床面積の減少など主な要因。乗用車の出荷減や分譲住宅などの新設減少が影響した。

一致指数を踏まえた基調判断は「改善を示している」で据え置いた。3カ月移動平均が前月比でプラスを維持していることなどが理由。

(竹本能文)

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