[14日 ロイター] - シティグループは13日付のメモで、米連邦準備理事会(FRB)が11月に主要政策金利を0.25%ポイント引き上げるとの予想を示した。従来は9月の利上げを見込んでいた。
アンドリュー・ホレンホースト氏率いるシティグループのエコノミストによると、最近のインフレ統計を受け、FRBが来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを「一時停止」するとの見方が高まったという。一方で8月の米消費者物価指数(CPI)が予想をやや上回ったことでFRBは新たに発表する金利・経済見通し(ドットチャート)で23年の政策金利見通し(中央値)を維持する可能性が高いとした。
CMEのフェドウオッチによると、FRBが9月に政策金利を据え置く確率は97%、11月の金利据え置き確率は約60%となっている。