[ニューヨーク/ベンガルール 14日 ロイター] - 米著名ヘッジファンド、シタデルの創業者ケネス・グリフィン氏は14日、米株高が今後も続くか不安視していると述べた。
S&P総合500種は人工知能(AI)を巡る楽観的見方などを背景に年初から16.8%上昇している。
グリフィン氏はCNBCとのインタビューで「現在の株高に持続性があると信じたいが、若干不安だ」と述べた。
米利上げについては、年内あと一度利上げが行われる可能性が多少あると述べた。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は経済を慎重に減速させ、インフレ率を引き下げてソフトランディング(軟着陸)を実現しようとしていると説明した。
ただ、インフレ率がFRB目標の2%まで低下する可能性は低いとし、「2%になるのは景気が本格的に後退した時だけだ」と述べた。