[ワシントン 13日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)理事会は13日、次期専務理事の選出作業に入ったことを明らかにした。4月末までに「コンセンサス」に基づく単独候補の選定を目指すという。
専務理事の任期は5年で、現職のゲオルギエワ氏(70)の任期は9月30日まで。
理事会は声明で「国際金融システムの中心にあるIMFを率いるのに必須となる国際的地位を持つ候補を成功裏に選出することを重要視している」と説明した。
欧州連合(EU)加盟国の財務相は12日、ゲオルギエワ氏の2期目再選を支持する姿勢を表明した。
伝統的には、欧州がIMF専務理事を、米国が世界銀行総裁を推薦している。
ゲオルギエワ氏は先週、再選されれば光栄と発言していた。