■業績動向
(4)サイバーリンクス (T:3683)の財務状況等
第2四半期末の総資産は5,212百万円となり、前期末に比べ47百万円増加した。
内訳を見ると、流動資産が67百万円減少した。
これは、現金及び預金が532百万円増加したものの、売上債権が461百万円、商品が139百万円減少したことなどによる。
一方、固定資産は114百万円増加した。
これは、ソフトェア仮勘定の増加68百万円、事業譲受による取得等によりのれんの増加45百万円などにより無形固定資産が114百万円増加したことが主要因。
負債は前期末比156百万円減の1,858百万円となった。
前受金が239百万円増加したものの、短期借入金が200百万円減少したことや買掛金が149百万円減少したことなどにより流動負債が134百万円減少した。
加えて、固定負債も長期借入金25百万円の減少などにより21百万円減少した。
ちなみに、有利子負債は長短借入金の減少により前期末比225百万円減少し376百万円へ減少した。
対照的に、純資産は同203百万円増加し3,353百万円となった。
これは主に四半期純利益等により利益剰余金が188百万円増加したためだ。
キャッシュ・フローの状況を見ると、現金及び現金同等物の残高は1,013百万円となり、前期末に比べ532百万円増加した。
営業キャッシュ・フローは1,103百万円の収入となった。
仕入債務の減少額149百万円、法人税等の支払額120百万円がマイナス要因となったが、売上債権の減少額461百万円、税引前四半期純利益411百万円、前受金の増加額225百万円、棚卸資産の減少額147百万円、減価償却費137百万円がプラス要因として働いた。
一方、投資キャッシュ・フローは284百万円の支出となった。
これは、無形固定資産の取得による支出150百万円、有形固定資産の取得による支出97百万円、事業譲受による支出62百万円があったことによる。
また、財務キャッシュ・フローは287百万円支出となった。
これは、短期借入金の純減額200百万円、配当金の支払額63百万円、長期借入金の返済による支出25百万円があったためだ。
経営指標を見ると、健全性を表す自己資本比率は利益の積み上げ、借入金返済により63.8%へ上昇したほか、流動比率も177.6%へ上昇し、財務の健全化が進む格好となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )
(4)サイバーリンクス (T:3683)の財務状況等
第2四半期末の総資産は5,212百万円となり、前期末に比べ47百万円増加した。
内訳を見ると、流動資産が67百万円減少した。
これは、現金及び預金が532百万円増加したものの、売上債権が461百万円、商品が139百万円減少したことなどによる。
一方、固定資産は114百万円増加した。
これは、ソフトェア仮勘定の増加68百万円、事業譲受による取得等によりのれんの増加45百万円などにより無形固定資産が114百万円増加したことが主要因。
負債は前期末比156百万円減の1,858百万円となった。
前受金が239百万円増加したものの、短期借入金が200百万円減少したことや買掛金が149百万円減少したことなどにより流動負債が134百万円減少した。
加えて、固定負債も長期借入金25百万円の減少などにより21百万円減少した。
ちなみに、有利子負債は長短借入金の減少により前期末比225百万円減少し376百万円へ減少した。
対照的に、純資産は同203百万円増加し3,353百万円となった。
これは主に四半期純利益等により利益剰余金が188百万円増加したためだ。
キャッシュ・フローの状況を見ると、現金及び現金同等物の残高は1,013百万円となり、前期末に比べ532百万円増加した。
営業キャッシュ・フローは1,103百万円の収入となった。
仕入債務の減少額149百万円、法人税等の支払額120百万円がマイナス要因となったが、売上債権の減少額461百万円、税引前四半期純利益411百万円、前受金の増加額225百万円、棚卸資産の減少額147百万円、減価償却費137百万円がプラス要因として働いた。
一方、投資キャッシュ・フローは284百万円の支出となった。
これは、無形固定資産の取得による支出150百万円、有形固定資産の取得による支出97百万円、事業譲受による支出62百万円があったことによる。
また、財務キャッシュ・フローは287百万円支出となった。
これは、短期借入金の純減額200百万円、配当金の支払額63百万円、長期借入金の返済による支出25百万円があったためだ。
経営指標を見ると、健全性を表す自己資本比率は利益の積み上げ、借入金返済により63.8%へ上昇したほか、流動比率も177.6%へ上昇し、財務の健全化が進む格好となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )