■配当政策と株主還元
配当についてC&Gシステムズ {{|0:}}の経営陣は、「安定した配当を継続的に実施すると同時に、企業価値の最大化を目指す」と述べている。
安定した配当としては当面は年10円を基準とした考え方を維持する方針のようだが、今後の業績が予想を上回れば、増配の余地もありそうだ。
さらに同社は、2015年度中に、合計1,243,700株(取得価格約700百万円)の自己株式を市場経由で取得した。
また2015年11月には、以前から保有していた自己株式937,250株と合わせた2,181,030株の自己株式を消却し、2015年12月期末の発行済株式数は9,801,549株(前期末比18.2%減)となった。
これら自社株買い総額と配当総額を合わせた「総還元性向※」は、前期(2015年12月期)ベースで250%となった。
同額の自社株買いを毎年継続するかは不明であるが、株主還元に対して前向きな姿勢は大いに評価できるだろう。
※総還元性向=(配当総額+自社株買い価額)÷当期純利益
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
配当についてC&Gシステムズ {{|0:}}の経営陣は、「安定した配当を継続的に実施すると同時に、企業価値の最大化を目指す」と述べている。
安定した配当としては当面は年10円を基準とした考え方を維持する方針のようだが、今後の業績が予想を上回れば、増配の余地もありそうだ。
さらに同社は、2015年度中に、合計1,243,700株(取得価格約700百万円)の自己株式を市場経由で取得した。
また2015年11月には、以前から保有していた自己株式937,250株と合わせた2,181,030株の自己株式を消却し、2015年12月期末の発行済株式数は9,801,549株(前期末比18.2%減)となった。
これら自社株買い総額と配当総額を合わせた「総還元性向※」は、前期(2015年12月期)ベースで250%となった。
同額の自社株買いを毎年継続するかは不明であるが、株主還元に対して前向きな姿勢は大いに評価できるだろう。
※総還元性向=(配当総額+自社株買い価額)÷当期純利益
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)