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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:2017年、注目すべき5つのセクターと日経平均株価の上値目処

発行済 2017-01-02 11:35
更新済 2017-01-02 12:00
【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:2017年、注目すべき5つのセクターと日経平均株価の上値目処
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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。


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※2016年12月18日13時に執筆


日経平均は、米大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利してから2万円台近くまで上昇。
2ヶ月足らずで10%以上も上昇する、大相場に発展しました。


このまま上昇していくのか?

はたまた下落していくのか?

私なりの2017年相場予想、注目する5つのセクターや銘柄などを個人的な分析と共に書いていきたいと思います。



■2017年の日経平均株価は上値余地が十分あると推察
わずか2ヶ月足らずで10%もの上昇を遂げた日経平均株価。


ここで頭打ちと予想するアナリストもいますが、私は中期的に上昇は継続していくと考えています。


一番の焦点はやはりアメリカ次期大統領のドナルド・トランプ氏によるリフレ期待。


トランプ次期大統領による大規模減税と、インフラ投資を主軸とした景気刺激効果と財政赤字拡大を巡る思惑や、FRB(米連邦準備制度理事会)による追加利上げ観測が米債金利を上昇させるとみられ、今後も堅調の一途を辿ると見ております。


日経平均は、外部環境の変化(改善や悪化)に大きく左右される特徴を持っていることから、NYダウが上昇、アメリカドルが買われる動きとなれば、日経平均も自ずと上昇していくでしょう。


どこまでの上昇が可能なのか予想しますと、現在、日経平均株価の月足は買い転換。
まだ戻りの範疇となっていますが、買い圧力が強く、2015年の高値2万868円を抜ける動きになると推察。
目先の上限は2万2,500円程度と予想いたします。



■短期的な日経平均株価の展望
昨年11月からの過熱感を考慮しますと、日経平均株価は短期的に調整が入ると考えられます。


個人投資家でさえも、あまりの過熱感から上値を追うような展開を避け、短期売買で利ザヤを得る投資にシフトチェンジしています。


東京市場の大型株も空売り比率が上昇。
売り方が買い戻しを行う事で踏み上げ相場に発展しており、新規の買いが入り難い状況になっているでしょう。
よって、更なる上昇を遂げるには調整を入れ、売り物をこなす事が必須。


日経平均株価は目先、1万8,500円近辺まで売られる可能性があると私は考えます。



■中期的な為替の展望
トランプ次期大統領の経済政策(トランプノミクス)への期待により、現在に於いてもドル/円相場は大きくドル高に傾いています。
多くの推測に拠って立つ足許のドル高相場には、いつ円高方向に大きく傾いてもおかしくないという危機感すら感じる程です。


1月20日に米国大統領の就任式を控えており、それに向けて再びドルが買われる動きになるという声も上がっています。


しかしながら、トランプノミクスの影響はほぼ織り込まれたものと考えて良いでしょう。
よってドル/円相場は、昨年末のような急騰は難しいのではないかと思います。


それを踏まえた上で、ドル/円相場の目先の展望は7月ごろまでにドル/円は120円。
オーバーシュートして122円。
その後は緩やかに円高に向かうと考えられます。


上に書いた日経平均2万2,500円という予想もドル/円の頭打ちと同時期であり、日経平均もその後は緩やかに調整を迎えると推察されます。



■2017年に注目したい銘柄
夏場ごろまでは中期的に上昇となる予想。
それを踏まえて、個人的に注目している銘柄をご紹介します。



▽株高になれば必ず注目される 証券株
日経平均株価が上昇するとなると、必然的に株式市場に資金が集まってくることになります。


そうした状況になれば手数料で利益を上げる証券株は必ずと言って良いほど注目を浴びます。
よって、上昇局面で迷ったら証券株に投資する目線を持つことが重要です。


野村HD (T:8604)
大和証券 (T:8601)


続いて、昨年は度々市場の話題にもあがり、短期的に資金が集まったテーマ株。
直近のテーマ株は今後も成長を続け、市場の焦点となるでしょう。


2017年に注目しておきたい5つのセクターを見ていきましょう。



▽自動運転関連
アートスパークHD (T:3663)

こちらは自動運転関連というよりも、ZMP関連という事で注目しています。


ZMPの上場延期により大きく売られた同社ですが、再び上場の話題が台頭してきたとき、大きな動きを見せてくれると思います。


すぐに投資を考える銘柄とは言えませんが、日頃から十分に監視しておくべき銘柄と言えるでしょう。



▽IoT関連
ジェイアイエヌ (T:3046)

2017年2月4日、JINS MEME(フレームに眼の動きを捉えるセンサーや、加速度センサーを組み込んだ眼鏡)を入力デバイスにした活用策を広く募って実現するハッカソンを開催。


IoTをテーマにした取り組みを本格化して来ている事を踏まえると、面白い相場展開になる可能性も秘めている銘柄と言えるでしょう。



▽5G(第五世代移動通信システム)関連
アルチザネットワークス (T:6778)

2017年頃の仕様の策定完了を目指して作業が進行中の次世代移動通信網の5G。


同社のオフィシャルホームページの事業内容の説明にも、5G事業への取組みが明確に記載されています。


爆発的に増大するデータ量を捌く次世代移動通信網は、ビジネス的にも非常に大きな可能性を秘めていると言えるでしょう。



▽フィンテック関連
さくらインターネット (T:3778)

最後に押さえておきたいのが、何と言ってもフィンテック関連。


さくらインターネット (T:3778)は、言わずと知れたフィンテック、ブロックチェーン関連の本命株。


今後は新興国のフィンテック事業も盛んになるとみて、再び注目される日も近いでしょう。





当ブログでは、個人的に注目しているテーマ関連株の深掘り、個別銘柄の考察、世界経済の今後の流れ、投資全般に役立つ情報を定期的に発信しています。
チャート画像付きでの解説などもありますので、ブログも併せてお読み頂けますとより深くご理解頂けるかもしれません。


「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思います。



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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏

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