16日の日本株市場は売り先行後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。
注目のFOMCでは大方の予想通り、賛成多数で政策金利が引き上げられた。
イエレン議長は、利上げのペースを速める意図はないことを強調し、年3回という基本の利上げシナリオも維持。
15日の米国市場では先行き不透明感の解消からNYダウは100ドルを超える上昇となった。
一方で、利上げペースは年4回との思惑も高まっていたこともあり、円相場は1ドル113円台半ばとドル安・円高に振れており、シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円安の19365円となった。
ADRの日本株も総じて小安く推移しており、これにサヤ寄せする格好から始まろう。
ただ、足元で慎重姿勢が強まっていたこともあり、押し目拾いのスタンス。
その後はオランダ議会選挙を見極める流れになるが、最新の世論調査では、反EU・反移民を掲げるウィルダース氏がオランダのEU離脱を実現させるのは事実上不可能だとの見方が大勢のようである。
これまでのようなサプライズがないとも言えないが、市場はサプライズからの波乱展開に対する修正の早さも目立っている。
アク抜けを意識したいところである。
注目のFOMCでは大方の予想通り、賛成多数で政策金利が引き上げられた。
イエレン議長は、利上げのペースを速める意図はないことを強調し、年3回という基本の利上げシナリオも維持。
15日の米国市場では先行き不透明感の解消からNYダウは100ドルを超える上昇となった。
一方で、利上げペースは年4回との思惑も高まっていたこともあり、円相場は1ドル113円台半ばとドル安・円高に振れており、シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円安の19365円となった。
ADRの日本株も総じて小安く推移しており、これにサヤ寄せする格好から始まろう。
ただ、足元で慎重姿勢が強まっていたこともあり、押し目拾いのスタンス。
その後はオランダ議会選挙を見極める流れになるが、最新の世論調査では、反EU・反移民を掲げるウィルダース氏がオランダのEU離脱を実現させるのは事実上不可能だとの見方が大勢のようである。
これまでのようなサプライズがないとも言えないが、市場はサプライズからの波乱展開に対する修正の早さも目立っている。
アク抜けを意識したいところである。