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イデアインター Research Memo(6):ブランド認知度を高め、自社商品の売上拡大と、小売事業の売上拡大を図る

発行済 2017-03-28 16:22
更新済 2017-03-28 16:33
イデアインター Research Memo(6):ブランド認知度を高め、自社商品の売上拡大と、小売事業の売上拡大を図る
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■中長期の成長戦略

1. 成長戦略の概要
イデアインターナショナル (T:3140)は2016年8月に、2017年6月期から2019年6月期までの3年間の中期経営計画(ローリング中期経営計画)を発表した。
2016年新中期経営計画では、2016年6月期の振り返りとして、1)黒字体質への転換、2)卸売事業におけるホットプレートの好調持続、3)小売事業における不採算店舗の整理と店舗売上・EC売上の好調、の3点を総括事項として挙げている。


そのうえで、2017年6月期からの3ヶ年中期経営計画においては、成長戦略の基本的な枠組みは前回までのものを継続しつつ成長のための各種施策に取り組む方針だ。
業績計画は従来からより現実的な数値に修正が加えられ、3期目の2019年6月期において、売上高12,000百万円、営業利益720百万円、経常利益624百万円を目標として掲げている。


2016年新中期経営計画の実現に向けた成長戦略の基本的な枠組みは従来と同じだが、その内容は大きく変わっている。
一言で言うならばリストラモードからトップライングロース(売上高成長)を目指す成長モードへの転換だ。


同社は成長戦略の全体像について、1)ブランド認知度向上、2)自社商品の売上構成比の拡大、3)小売事業の売上拡大、の3点を主要なターゲットとして掲げている。
ブランド認知度の向上では広告宣伝費の投入が中心的施策になるとみられる。
自社商品の売上拡大については、新ブランドのTERRACUORE Notes(2017年1月発売開始)に期待を寄せている。
小売事業の売上拡大は、直営店の出店拡大が具体的アクションとなり、今中期経営計画期間においては年間15店の新規出店を基本的な目標としている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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