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ただ、節目の2万円接近で利益確定の流れも強まりやすいほか、決算が本格化するなかでは、決算内容を見極めたいとの模様眺めムードが強まりやすいだろう。
もっとも、先高観が強まるなかでは押し目買い意欲も強く、下値の堅さが意識されやすい。
物色の流れとしては昨日は上げ一服のなか、主力処から中小型に短期資金がシフトする動きがみられていた。
本日はシカゴ先物が高いところで2万円を超えていたこともあり、やや主力株主導になりそうである。
指数インパクトの大きいファナック (T:6954)、ファーストリテ (T:9983)、ソフトバンクG (T:9984)の動向が注目される。
その他、米アップルが終値ベースの過去最高値を更新し、時価総額で米企業として初めて8000億ドル(約91兆円)を上回っており、ハイテク株への刺激材料になろう。
また、ここ数日で仮想通貨の価格が高騰するなか、ビットコイン、ブロックチェーンといったテーマ株への関心も強まりそうだ。
個別では格上げ等が観測されているファーストリテ (T:9983)、JDI (T:6740)、三菱電機 (T:6503)や、格下げ等が観測されているキユーピー (T:2809)、LIXIL G (T:5938)、デクセリアルズ (T:4980)、アルプス電気 (T:6770)の動向に注目。