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決算発表がピークを通過したこともあり、改めて業績面を手掛かりとした物色に向かいそうである。
ただし、北朝鮮情勢への警戒感から積極的な上値追いは慎重になりやすく、一方で日経平均の2万円接近でいったんは利益確定の流れも強まりやすいだろう。
ただ、昨日の日経平均は売り優勢の展開とはなったが、5/8の急伸時に空けたマドは埋めず、底堅さが意識されていた。
寄付き後は下げ幅を縮めており、高値引けで5日線レベルを回復している。
また、年初からのもち合いレンジ上限の19600-19700円処が支持線として機能している点も、基調の強さが窺える。
足元の調整によってボリンジャーバンドでは+1σに接近しており、過熱感は後退。
そろそろリバウンドを意識してくる水準でもあり、下値の堅さは意識される。
メガバンクの決算が発表されたが、内容はコンセンサスの範囲内であり、自社株買い発表分が評価される格好。
原油相場の上昇を受けて、シェール関連への波及に期待。
その他、米系証券で任天堂 (T:7974)の目標株価引き上げ、国内証券では新日鉄住金ソリューションズ (T:2327)、大同特殊鋼 (T:5471)、りそなホールディングス (T:8308)に目標株価引き上げが観測されている。