■下落、英総選挙で与党過半数割れ
先週のポンド・円は下落。
6月8日に行われた英総選挙で与党・保守党の議席数は過半数を下回ったことが要因。
総選挙前から苦戦が予想されていたが、過半数は辛うじて維持されるとの期待があったことから、リスク回避的なポンド売り・米ドル買いが活発となった。
ただ、米ドル・円相場は週後半に円安方向に振れており、ポンドの対円レートの下げ幅はやや縮小した。
取引レンジ:139円54銭-143円10銭。
■下げ渋りか、EU離脱に向けた強硬論後退を再評価も
今週のポンド・円は下げ渋りか。
英総選挙で保守党が過半数を割り込み、連立政権が発足する見通し。
ただ、「ハード・ブレグジット」路線の見直しが再評価されれば、ポンドは買戻しが強まるだろう。
一方、14-15日開催の英中銀金融政策委員会(MPC)では利上げ観測が広がらず、ポンド買いは限定的に。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・13日:5月消費者物価コア指数(前年比予想:+2.3%、4月:+2.4%)
・15日:5月小売売上高(前月比予想:-0.7%、4月:+2.3%)
・15日:英中央銀行金融政策委員会(金融政策は現状維持の予想)
予想レンジ:139円00銭-142円00銭
先週のポンド・円は下落。
6月8日に行われた英総選挙で与党・保守党の議席数は過半数を下回ったことが要因。
総選挙前から苦戦が予想されていたが、過半数は辛うじて維持されるとの期待があったことから、リスク回避的なポンド売り・米ドル買いが活発となった。
ただ、米ドル・円相場は週後半に円安方向に振れており、ポンドの対円レートの下げ幅はやや縮小した。
取引レンジ:139円54銭-143円10銭。
■下げ渋りか、EU離脱に向けた強硬論後退を再評価も
今週のポンド・円は下げ渋りか。
英総選挙で保守党が過半数を割り込み、連立政権が発足する見通し。
ただ、「ハード・ブレグジット」路線の見直しが再評価されれば、ポンドは買戻しが強まるだろう。
一方、14-15日開催の英中銀金融政策委員会(MPC)では利上げ観測が広がらず、ポンド買いは限定的に。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・13日:5月消費者物価コア指数(前年比予想:+2.3%、4月:+2.4%)
・15日:5月小売売上高(前月比予想:-0.7%、4月:+2.3%)
・15日:英中央銀行金融政策委員会(金融政策は現状維持の予想)
予想レンジ:139円00銭-142円00銭