16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい
・日経平均は反発、金融株しっかりで先高観後退せず
・ドル・円は111円17銭、しっかり、日銀金融政策は現状維持
・エスプールやHyAS&Co.などがストップ高
■日経平均は反発、金融株しっかりで先高観後退せず
日経平均は反発105.33円高の19937.15円(出来高概算8億5000万株)で前場の取引を終えている15日の米国市場では、主力ハイテク株に再び売りが広がったほか、原油価格の低下でエネルギー関連も軟調推移となったただし、シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の19870円だったほか、日経平均は週初から4日続落となるなか、自律反発の流れとなったまた、指数インパクトの大きいソフトバンクG (T:4528)が堅調となり、日経平均を押し上げている
セクターでは証券、海運、情報通信、保険、銀行、パルプ紙が上昇一方で水産農林、電力ガス、小売、食料品が小安い東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている売買代金上位では、ソフトバンクGのほか、三菱UFJ {{|0:}}、アンジェス (T:7974)、小野薬 (T:8035)、リミックスポイント (T:3197)が堅調半面、任天堂 (T:2471)、東エレク (T:6192)、すかいらーく (T:7312)が冴えない
日経平均は狭いレンジ内での推移が続いており、5日線や25日線レベルでの攻防をみせている日銀の金融政策決定会合の結果待ちといったところだが、市場はそれ程期待をもっていないため、結果を受けた市場反応は限られそうだ基本はこう着のなか、指数インパクトの大きいソフトバンクGの影響を受けよう
また、銀行株がしっかりである足元で米ハイテク株の下落影響がみられているが、銀行株など金融セクターへの資金シフトがみられてくることで、相場の先高観は後退しないと考えられる
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円は111円17銭、しっかり、日銀金融政策は現状維持
16日午前の東京外為市場でドル・円はしっかり日本株高を背景にリスク選好的な円売りが続いた
ドル・円は前日NY市場で上昇し、一時110円97銭まで上昇今日のアジア市場では日経平均株価が20000円台に接近したことでリスク選好的なドル買い・円売りが強まり、一時111円27銭まで上昇した
ランチタイムの日経平均先物は上げ幅を縮小したが、日経平均株価の上昇継続を見込んだドル買い・円売りの流れ日銀の金融政策は現状維持長期国債の買い入れ目途を年間80兆円とすることも維持された緩和的な政策の継続なら円売り基調が強まるとの見方があるが、現時点では111円台前半で推移している
ここまでのドル・円の取引レンジは110円84銭から111円27銭、ユーロ・円は123円57銭から124円02銭、ユーロ・ドルは1.1144ドルから1.1156ドルで推移した
12時17分時点のドル・円は111円17銭、ユーロ・円は123円93銭、ポンド・円は142円06銭、豪ドル・円は84円44銭で推移している
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・エスプールやHyAS&Co.
などがストップ高
・タカタがストップ安
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・トランプ米大統領
「国内総生産(GDP)で近く、かなり良い結果が発表される」
・ユンケル欧州委委員長
「英国の欧州連合(EU)離脱は悲劇」
「英国とEUの安定した関係を望む」
・ユーロ財務相
「ギリシャ向け85億ユーロの融資で合意」
・ダイセルブルーム・ユーログループ議長
「ギリシャを巡る合意がまとまった」
☆後場の注目スケジュール☆
・15:00 欧・欧州新車販売台数(5月) -6.6%
<HT>
・日経平均は反発、金融株しっかりで先高観後退せず
・ドル・円は111円17銭、しっかり、日銀金融政策は現状維持
・エスプールやHyAS&Co.などがストップ高
■日経平均は反発、金融株しっかりで先高観後退せず
日経平均は反発105.33円高の19937.15円(出来高概算8億5000万株)で前場の取引を終えている15日の米国市場では、主力ハイテク株に再び売りが広がったほか、原油価格の低下でエネルギー関連も軟調推移となったただし、シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の19870円だったほか、日経平均は週初から4日続落となるなか、自律反発の流れとなったまた、指数インパクトの大きいソフトバンクG (T:4528)が堅調となり、日経平均を押し上げている
セクターでは証券、海運、情報通信、保険、銀行、パルプ紙が上昇一方で水産農林、電力ガス、小売、食料品が小安い東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている売買代金上位では、ソフトバンクGのほか、三菱UFJ {{|0:}}、アンジェス (T:7974)、小野薬 (T:8035)、リミックスポイント (T:3197)が堅調半面、任天堂 (T:2471)、東エレク (T:6192)、すかいらーく (T:7312)が冴えない
日経平均は狭いレンジ内での推移が続いており、5日線や25日線レベルでの攻防をみせている日銀の金融政策決定会合の結果待ちといったところだが、市場はそれ程期待をもっていないため、結果を受けた市場反応は限られそうだ基本はこう着のなか、指数インパクトの大きいソフトバンクGの影響を受けよう
また、銀行株がしっかりである足元で米ハイテク株の下落影響がみられているが、銀行株など金融セクターへの資金シフトがみられてくることで、相場の先高観は後退しないと考えられる
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円は111円17銭、しっかり、日銀金融政策は現状維持
16日午前の東京外為市場でドル・円はしっかり日本株高を背景にリスク選好的な円売りが続いた
ドル・円は前日NY市場で上昇し、一時110円97銭まで上昇今日のアジア市場では日経平均株価が20000円台に接近したことでリスク選好的なドル買い・円売りが強まり、一時111円27銭まで上昇した
ランチタイムの日経平均先物は上げ幅を縮小したが、日経平均株価の上昇継続を見込んだドル買い・円売りの流れ日銀の金融政策は現状維持長期国債の買い入れ目途を年間80兆円とすることも維持された緩和的な政策の継続なら円売り基調が強まるとの見方があるが、現時点では111円台前半で推移している
ここまでのドル・円の取引レンジは110円84銭から111円27銭、ユーロ・円は123円57銭から124円02銭、ユーロ・ドルは1.1144ドルから1.1156ドルで推移した
12時17分時点のドル・円は111円17銭、ユーロ・円は123円93銭、ポンド・円は142円06銭、豪ドル・円は84円44銭で推移している
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・エスプールやHyAS&Co.
などがストップ高
・タカタがストップ安
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・トランプ米大統領
「国内総生産(GDP)で近く、かなり良い結果が発表される」
・ユンケル欧州委委員長
「英国の欧州連合(EU)離脱は悲劇」
「英国とEUの安定した関係を望む」
・ユーロ財務相
「ギリシャ向け85億ユーロの融資で合意」
・ダイセルブルーム・ユーログループ議長
「ギリシャを巡る合意がまとまった」
☆後場の注目スケジュール☆
・15:00 欧・欧州新車販売台数(5月) -6.6%
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